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頭ウニウニのH.Millsです。

本田直之さん著の『レバレッジマネジメント』に、「Pros and Cons(プロコン)」いう一種の思考手段としての概念が提供されていた。元々この言葉は、ラテン語からきていて、Prosは「賛成」、Consは「反対」といった意味で解釈されることが多い。コンサル業界では、プロコンともいうし、似たような言葉としては、メリデメといったりすることもある。

わたしがこの言葉を初めて知ったのは、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読んだときである。小説の中では、「プロとコントラ(Pro and Contra)」と書かれていたので、すっかり私は、「プロコン」ではなく「プロとコントラ」という表現でなじんでしまっている。

さて、世の中、何事も、迷った時は「分解」して考えるのが今の世の中の一般的な流れだろう。(一般的という表現にしたのは、思考方法なんて、正解がないとわたしは考えているので、こういった類のものは時流を反映させるものにすぎないということから、一般的といっている)

この「分解」プロセスにおいて、Yes or No, プロコン、メリデメといった対称によって書きだすことで非常に思考が整理されるのは確かである。わたしも、しばしばこの対称をあぶり出すことによる「分解」は行うのでその効用は実感しているところだ。

しかしだ、そもそも、何と何を比較するのだろう。これは非常に重要だ。結局、何を対象とするかによって、「分解」によって生み出される結論は大きく変わってくる。

例えば、去年、わたしが考えていたことの一つに「成功哲学とは何か?」というのがある。何やらにぎわっていることが多いので、その本質を知りたくなったのである。そして、その本質を知るべくさまざまな形で分解した結果として、気づいたのだ。

「成功哲学によって成功はできない」

しかも、この本質になぜか多くの人が気づいていないように感じた。なぜだろう。それが不思議でならなかった。

成功哲学の本は、確かに読むと元気がでるし、感動したりもする。しかし、成功哲学の本を読んで、実践する人は案外少ない。だから成功しないという指摘はよく聞く話だ。

では、行動すれば成功するのか。これも違う。自分の強みがあって、そこに成功哲学がのっかるのであれば成功するだろう。自分の強みを伸ばそうとせず、成功哲学という表層的な華やかさだけで騒いでいてもそれは一過性に過ぎないと思うのだ。

日経アソシエ2009/2/17号で、小池靖さんは、記事の中でこういっている。

「(成功哲学が前提とする)性善説に貫かれた言葉は、人間や社会の闇の部分への洞察が抜け落ちていて、現実を直視する目を曇らせる危険性がある」

と。成功哲学を読んでも、必ず、プロコン思考によって、その裏側をきちんと読み説かなければいけない。ポジティブシンキングもいいけれど、盲目なポジティブシンキングではいけない。

自分にとって何が成功なのか、そのテーゼをしっかり持つこと、そしてアンチテーゼを知ること、ここからはじめた人が初めて本物になれるのではないかと思う。

もちろん、本物や成功の定義は人ぞれぞれだ。わたしはそれを否定するつもりはない。

その人なりの哲学を持った上で行動し、成功するならば、それはとても素晴らしいと思うし、応援もしたいと思う。

まぁ、えらそーにいろいろ語ったけれど、わたしもわたしなりの哲学に基づき、決してはなやかではないけれど、一歩一歩確実に、自分なりの成功に近づいていきたいと思う。そして、わたしはそれをやることに社会的な意義を強く信じているのだ。
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2009.02.04 Wed l H.Mills l COM(0) TB(0) l top ▲

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